通し稽古初回。
※通し稽古とは幕開けから終幕まで止めずに通す稽古のこと
ほとんど稽古していないシーンもありますが無理やり通してみました。
できてないとこあるのに面白くて困る。
「舞台は生もの」と言われる所以に、不安定性があります。
稽古開始から本番まで、ほとんど変わらないものに脚本がありますが、脚本自体が優れていても稽古の初期段階では見世物として成立しないもの。
他にも俳優の体調であったりその日の天候であったりで、同じ舞台でもレベルが変わります。
その、変わってしまった時の底辺を、仮に底辺だったとしても見世物として耐えられるレベルに保つのが、稽古をたくさんする理由の一つ。
なのですが、えー、すでに面白いー。
段階的に現すとこんな感じ。
戯曲を遂行できる。
半分ぐらいのお客さんにとってOK
見世物として耐えられる。 ←いまここ
面白キャズム突破
無敵状態
暴走列車
「面白キャズム突破」までいけばほとんどの方が満足できる公演になります。
時間がない現場だとキャズムに片足乗せたぐらいで本番突入ってのもよくある話。
習練度「暴走列車」というのはまだ見たことがありません。
キャズム突破後は、どんなに稽古しても質はなかなか上がらないので、「無敵状態」までいけばかなりスゴイ習練度。
だいたい本番の1週前〜2週前ぐらいに突破して、その後どこまで登り詰められるか、という流れになります。
が、えーと、今回恐らく、今月中にはキャズム突破するのでないかと。
油断は禁物ですが、どこまで突っ走れるか愉しみです。
「無敵状態」以上が成立するには「観客のノリ」という要素も加わってきます。
観客ではなく参加者だ!という思いでご来場ください!
『奴婢訓』前売り切符
◎次回の興行 |
|||
0707 『奴婢訓』二コ生 |
0727 襦袢クラブ |
0823-0827 『奴婢訓』 |
|
◎お勧めのお土産 |
|||
『鬼姫』2012 サウンドトラック 完全版 |
『鬼姫』2012 サウンドトラック 初版 |
『少女椿』2012 舞台音源集 |
『少女椿』2012 DVD 大阪公演記録映像付き |