廻天百眼
 
3月3日、全公演終幕!たくさんの方の御参加ありがとうございました!
『存ぜぬ快楽』以来の完全新作かつオリジナル戯曲でした。
様々な事象が、私たちを手伝いました。
 
・毎日調整される演出と戯曲
マチネで気付いたことはソワレに取り込む!
オリジナル作品というものは、全ての責任を私が負うことができます。
観客のいない劇場でどんなにつくりこんでも、観客が入った時に、それは目指していたものと違うものになってしまいます。
そのズレを調整する隙が1秒でもあるならば、決して諦めず手を伸ばすのが、廻天百眼です。
初日を正解と思った人も多いと思うけど、私にとっての正解はまた別にあった!
むしろ新作で初日から千秋楽にかけて要素を追加できない作品ってのはどうかと思います。楽すんじゃねーよ!
 
・客席にいたり操演したりする石井飛鳥
2日目は久しぶりに客席で舞台を観ることができました。
そのせいで気になる部分が色々判明。
誰が補うか?
俺じゃね?ってことで3日目から石井も舞台裏に待機。
操演スタッフ(水を操りし者)として参加しました。
新作の時は本番中も何かの操作をしているのが常です。
 
・まだ、誰も見た事のない記憶
『冥婚ゲシュタルト』、まっとうに舞台を知っている人ならばやらない作品です。
数々の造形を見せるならば、映像の方が合っているに決まっているからです。
でも、生で見たかったでしょう?
簡単にできる嘘と、決してできない正解があります。
決してできない正解を、考えて考えて実現した時こそが、誰も為しえなかった景色が姿を現すのです。
 
・ブログが止まる
舞台を観に来てくれる人が目の前に行列をつくっている時、私がすべきことは広告よりも劇自体のクオリティを上げることだ!
というわけでブログとかtwitterとかを更新している暇はなくなりました。
その分、客演さんたちが頑張ってくれて本当に助かった。
 
・SM機関発動
まだいける余地を見つけた時に、自らのS性を自らのM性にぶつける。
これによって得られるエネルギーは無限大。睡眠などいらん!
そんな技を石井と奥山さんは22、3の頃からよく使っていたのですが、今回なんと団員が全員この技を発動しておりました。
変態ね、変態よ、変態だわ。
 
・雨と新月
傘がいるかいらないかの微妙な雨と、月の変調。
初演の時から、廻天百眼が何か大きく進化する時に必ず現れる自然の変化です。
私たちは神も悪魔も味方につける!
 
 
『冥婚ゲシュタルト』800人超の人々に見て頂くことができました!
これは『奴婢訓』に匹敵する参加者数です。
オリジナルは、『鬼姫』の再演ですら500人程度でしたので、大きな躍進であります。
みんな本当にありがとう!
自分が、本当に見たいと信じるもので、これだけの人々の共感を得られたと思うと感無量です!
より美しく、激しく、狂おしく、そしてさらなる熱狂を、これからも廻天百眼は切り開いていきます!
 
 
作品そのものの話は作品の中身が全て。今語るべきは裏のこと。ってなわけで裏方石井飛鳥の感想でした。
私が本当に見たいものに同意してくれて、同じ景色をまた自分も信じ全てを投げ打って力を貸してくれた俳優達とスタッフ達に感謝しつつ。
 
虚飾集団廻天百眼 統率
石井飛鳥
 

◎次回の興行


0227-0303
冥婚ゲシュタルト

0404
百犬鬼綺譚
廻天百眼_襦袢クラブ
0329
襦袢クラブ
imperial01

百眼帝国

◎お勧めのお土産

廻天百眼
『冥婚ゲシュタルト』
サイン入りポスター
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『奴婢訓』
DVD
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舞台音源集
廻天百眼
『存ぜぬ快楽』
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新装版

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