『少女椿』を舞台化した劇団の次なる公演が間もなく行われる。
この劇団のファンは、大きくわけて三種類となった。
『少女椿』以前からのファン、『少女椿』を見て次回公演も行くことにしたファン、『少女椿』にしか興味のないファン。
twitter上で、『少女椿』以前のファンと、『少女椿』を見て次回も見ようとしているファンは、これは原作のみの力ではなく、劇団そのものが面白かったからこその『少女椿』である。次回も必ず見るべきだと言っている。
『少女椿』にのみ興味のあるファンの中には、次回作に行くべきかどうか決めかねているものもいる。
劇団内の者は、『少女椿』も良いが、オリヂナルこそ見に来てくれと願う。
その劇団を統率する私の意見はこうだ。
『少女椿』も『鬼姫』も同じである。
私はいつも、観劇などしに来てほしくはない。私たちの劇場へ、熱狂しに来てほしい。
それは前回も、次回も、そのまた先も同じこと。
そして、ファンは私たちを、見に来るのではない。
私たちとともにクライマックスへと向かい、日常の中に異常を取り込み、
その人生を、激しく、美しく、狂おしく謳歌するために、私たちの劇場へと足を運ぶのだ。
私は私たちとともに熱狂し、私たちとともに異世界へ触れ、私たちとともに素晴らしいクライマックスへと向かう、あなたのために舞台をつくっている。
私は、私やあなたを変えてしまったあの日あの時を忘れない!
ともにこの世界を生きるあなたのために、私たちは舞台を用意する。
さあ、カーニバルは始まった!
砦の上に我らが世界!築き固めよ勇ましく!
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